【イタリア語文法】動詞　－現在形　再帰動詞－｜20.20

公開日 04/01/2016 最終更新日 14/01/2023

英語にはない特殊な動詞を覚えよう！

イタリア語の動詞には再帰動詞というものがあります。人称代名詞と動詞が一つになったような単語なのですが、あくまでも一つの単語です。原型不定詞は下記のようになります。

例　：　svegliare + si = svegliarsi

私たちの母語である日本語にも、馴染みのある英語にもない語形でイメージがしにくいのですが、そもそも二つが分解されているわけではなく、あえて説明を付けるなら上記のようになると考えて下さい。もう単純にこういう単語も存在しているということを前提にして覚えてしまうと良いです。今回はその一部の単語を取り上げ、活用を確認していきます。

活用例1（CONIUGAZIONE）

divertirsi（ディヴェルティルスィ）　：　楽しむ（to enjoy）

• io　⇒　mi diverto（ミ・ディヴェルト）
• tu　⇒　ti diverti（ティ・ディヴェルティ）
• lui / lei　⇒　si diverte（スィ・ディヴェルテ）
• noi　⇒　ci divertiamo（チ・ディヴェルティアーモ）
• voi　⇒　vi divertite（ヴィ・ディヴェルティーテ）
• loro　⇒　si divertono（スィ・ディヴェルトノ）

addormentarsi（アッドルメンタルスィ）　：　眠りに落ちる（to fall asleep）

• io　⇒　mi addormento（ミ・アッドルメント）
• tu　⇒　ti addormenti（ティ・アッドルメンティ）
• lui / lei　⇒　si addormenta（スィ・アッドルメンタ）
• noi　⇒　ci addormentiamo（チ・アッドルメンティアーモ）
• voi　⇒　vi addormentate（ヴィ・アッドルメンターテ）
• loro　⇒　si addormentano（スィ・アッドルメンタノ）

alzarsi（アルツァルスィ）　：　立つ（to stand up）

• io　⇒　mi alzo（ミ・アルツォ）
• tu　⇒　ti alzi（ティ・アルツィ）
• lui / lei　⇒　si alza（スィ・アルツァ）
• noi　⇒　ci alziamo（チ・アルツィアーモ）
• voi　⇒　vi alzate（ヴィ・アルツァーテ）
• loro　⇒　si alzano（スィ・アルツァノ）

活用例2（CONIUGAZIONE）

sedersi（セデルスィ）　：　座る（to sit）

• io　⇒　mi sedo（ミ・セド）
• tu　⇒　ti sedi（ティ・セディ）
• lui / lei　⇒　si sede（スィ・セデ）
• noi　⇒　ci sediamo（チ・セディアーモ）
• voi　⇒　vi sedete（ヴィ・セデーテ）
• loro　⇒　si sedono（スィ・セドノ）

lavarsi（ラヴァルスィ）　：　洗う（to wash oneself）

• io　⇒　mi lavo（ミ・ラヴォ）
• tu　⇒　ti lavi（ティ・ラヴィ）
• lui / lei　⇒　si lava（スィ・ラヴァ）
• noi　⇒　ci laviamo（チ・ラヴィアーモ）
• voi　⇒　vi lavate（ヴィ・ラヴァーテ）
• loro　⇒　si lavano（スィ・ラヴァノ）

pettinarsi（ペッティナルスィ）　：　（髪を）すく（to hackle）

• io　⇒　mi pettino（ミ・ペッティノ）
• tu　⇒　ti pettini（ティ・ペッティニ）
• lui / lei　⇒　si pettina（スィ・ペッティナ）
• noi　⇒　ci pettiniamo（チ・ペッティニァーモ）
• voi　⇒　vi pettinate（ヴィ・ペッティナーテ）
• loro　⇒　si pettinano（スィ・ペッティナノ）

一部の再帰動詞の活用は上記のとおりです。他にもまだまだたくさんの再帰動詞があります！

svegliarsi, vestirsi, sposarsi…

しっかり反復して習得していきましょう！

• 関連記事
  • 動詞　-現在形-
  • 動詞　-近過去形　再帰動詞-
  • イタリア語学習の書籍や電子書籍を探す [PR]
  • イタリアの旅を予約しよう！
  • 楽しく学ぼうイタリア語！[イタリア語トップページ]
  • 世界一世界遺産の多い国イタリアはこんなところ！[イタリアトップページ]
  • 時間と空間を越えて！ヨーロッパを旅するウェブマガジン20.20 [総合トップページ]

AMAZONでイタリア語教材を見つけよう！