公開日 09/02/2016 最終更新日 14/01/2023
しっかり覚えよう!使用頻度の高い過去形の基本!
この項目ではイタリア語の動詞の過去形に関する一つの態である近過去形について、その中でも最も一般的な活用をもつ動詞についてみていきます。
過去形にもいくつかの形がありますが、近過去形は使用頻度が非常に高く、それに従って重要度の高い態となるので、しっかり覚えていきましょう!
基本とポイント
【活用法則】
avere + 過去分詞(Participio Passato)
- 動詞は近過去形においても現在形と同じように6つの人称を持ちますが、過去分詞(PARTICIPIO PASSATO)そのものは変化しません。つまり、基本的に上記の法則と ”avere” の活用変化を覚えればOKということになります。ただし、”avere” は不規則変化動詞ですので、まずこの活用をしっかりと覚えましょう。
不規則変化
第二活用に多いですが、過去分詞形が特殊変化するものがあります。こちらは別ページにて詳しくご紹介します。
動作に関わる動詞
過去分詞形が男性・女性・単数・複数において変化します。ベースとして使用する単語も ”avere” ではなく ”essere” になり、こちらで紹介する一般的な動詞の近過去形とは異なるので注意が必要です!こちらも別ページにて改めてご紹介します。
活用法則(CONIUGAZIONE)
第一活用 : are
- mangiare ⇒ mangiato(マンジャート) 食べる
- parlare ⇒ parlato(パルラート) 話す
- cucinare ⇒ cucinato(クチナート) 料理する
第三活用 : ire
- sentire ⇒ sentito(センティート) 聞く、感じる
- pulire ⇒ pulito(プリート) 掃除する
例
- Ho mangiato una pizza.(オ・マンジャート・ウナ・ピッツァ) 私はピザを食べた。
- Abbiamo sentito freddo.(アッビアーモ・センティート・フレッド) 私たちは寒く感じた。
- Avete pulito la vostra camera?(アヴェーテ・プリート・ラ・ヴォストラ・カメラ) あなたたち部屋を掃除したの?
活用の法則は上記のとおりです。先にも記載したように “avere” のみが活用変化し、過去分詞は人称による変化がありません。動詞の第一活用、第三活用で基本的な変化が多く、その際は語尾が “to” に変化するのみです。
現在形においては第三活用に不規則変化動詞が多いですが、近過去形については第二活用に不規則変化が多くなっています。近過去形不規則変化動詞についてはまた別項目で取り上げますので、そちらをご覧ください。
まずは、近過去形の基本的な形をしっかり覚えていきましょう!
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