【イタリアでも人気のジブリ映画から楽しくイタリア語を学んでみよう♪】
イタリアでも人気のジブリ映画。
今回はこのタイトルを使って楽しくイタリア語を学んでいきます!
イタリア人の人もジブリ好きは多いのでちょっとした話題にも使えますよ!
日本とイタリアを結ぶちょっとした面白い勉強です。楽しく学んで是非活用してみて下さい♪
タイトルも多いため、全3回に分けての掲載で、こちらが第1回となります。
コンテンツ
Il mio vicino TOTORO(イル・ミオ・ヴィチーノ・トトロ)

となりのトトロ(My neighbor TOTORO)
イタリア語 | il | mio | vicino |
---|---|---|---|
英語 | the | my | neighbor |
日本語 | - | 私の | となりの |
品詞 | 冠詞 | 所有代名詞 | 形容詞 |
見ておわかり頂ける通り、イタリア語およびラテン語の特徴がもろに出ています。
英語をベースに考えると違和感満載の所有代名詞+冠詞のフォルム。
ラテン語系と英語の大きな違いのひとつです。
それぞれの言語を混同しないように注意しましょう!
Si alza il vento(スィ・アルツァ・イル・ヴェント)
風立ちぬ(The wind rises)
イタリア語 | si | alza | il | vento |
---|---|---|---|---|
英語 | it | rizes | the | wind |
日本語 | - | 立ちぬ | - | 風 |
品詞 | 再帰動詞 | 再帰動詞 | 冠詞 | 名詞 |
日本人として基本的な第二言語が英語というところから考えるともうほんとにわけがわからない構文ですね。
まず、”再帰動詞” が英語には存在しませんので、英語基準で考えるとこれが頭を悩ます原因となりますよね。
英題は上記の通りです。
イタリア語の基本構文が英語と同じSVOであることと英題を基準として分解して考えていくと、”il vento” が目的語でないことがお分かりいただけると思います。
あくまでも再帰動詞 ”si” が ”il vento” の形式代名詞であり、形式主語の役割も果たしていることになります。
つまり本当の主語は ”il vento” であるため、再帰動詞 ”alzarsi” も三人称単数が用いられているということになります。
ちょっと理解するのが難しいかもしれませんが、これはもうイタリア語の構文ですので ”再帰動詞” として理解して覚えるしかありません。
うーん、文法って難しいですね!
おわりに
今回は第1回をお送りしました。
少しはイタリア語や学ぶことの楽しさをお伝えできましたでしょうか?
第2回と第3回でも同じようにジブリのタイトルを用いてイタリア語を解説していきますので、こちらも併せてお楽しみください。
また、これを機にイタリアやヨーロッパ、その他語学に至るまで多くのことへの興味のきっかけとなれば幸いです。
是非さまざまなことを楽しく学んでみてください!
その他、ヨーロッパに関する情報も発信中です!併せてご活用ください。
皆様の生活がより豊かで楽しくなりますように。
【ジブリで学ぼうシリーズ】
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下記にイタリア語のその他項目をまとめたページとイタリアについての記事のリンクをご用意しました。是非そちらもご覧下さい。
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